ドライアイ・老眼治療

中等度以上のドライアイの方に有効な点眼薬です。
涙の安定性に関わるムチンの分泌を促進し、涙の水分を補給する効果があります。
市販の目薬では改善しない方にも効果が出やすいお薬です。医師の処方が必要なお薬となります。

軽度のドライアイの症状を緩和する点眼薬です。
ヒアルロン酸は、目の表面を保湿する効果があります。
乾燥によってできた角膜の傷に対する創傷治癒作用もあります。
一般用医薬品(OTC)もありますが、当院では医療機関用の処方薬を提供しています。

中等度以上、炎症を伴うタイプ、ゴロゴロ感の強いドライアイの方に有効な点眼薬です。
ムチンの分泌を促進するとともに、粘膜の炎症を抑える効果もあります。
点眼後、喉の奥の苦みや、目の周りに薬の成分が付着して白くなることがあります。
医師の処方が必要なお薬となります。

初診からオンライン診療を受け付けています。症状によっては、オンライン診療ではなく、外来での受診をお勧めするケースがあります。

外来時と比べて、診察料は大きな差はなく同水準です。交通費などがかからず、家やオフィスで他のことをしながら待てるので、負担は少ないです。

ドライアイを放置して悪化させてしまうと、角膜や結膜の損傷につながります。また、頭痛、めまい、肩こりなどの身体的不調を誘発する恐れがあります。ドライアイ治療は、早期発見・早期治療が何よりも大切です。ちょっとした違和感でも、目の異常を感じた場合は早めに眼科を受診するようにしましょう。

残念ながら、ドライアイは一度発症してしまうと完治しにくい病気です。しかし、完治が難しいからといって治療を諦めたり怠ったりしてはいけません。ドライアイは適切に治療しなければ重症化する可能性があり、最悪の場合は視力の低下につながりかねません。ドライアイは症状を抑えながら上手く付き合っていくことが大切です。少しでも違和感を感じたら、眼科を受診することをおすすめします。

視調節障害で最も多い原因が、いわゆる老眼（老視）です。視覚は、眼の内側の毛様体筋を動かし、水晶体（レンズ）を厚くしたり薄くしたりして、ピントが合う距離を変化させることで調整されます。この機能が落ちると、なかなかピントが合わずに、必要以上に毛様体筋に負荷をかけてしまうことで、眼精疲労の原因となります。これは誰もが避けることのできない加齢現象であり、一般的には40代半ばから実感してくることが多いのですが、実は30歳前後から徐々に始まる現象です。また、老眼年齢でない方でも、調節が病的に障害される、調節痙攣や調節麻痺といった病態があります。その場合は対面での眼科診療をお勧めしています。

いずれも確率は低いですが副作用が出る場合があるため注意が必要です。目薬については防腐剤が含まれているため、点眼しすぎたら充血や痛みにつながる恐れがあります。また、涙点プラグについては稀ですが異物として身体がアレルギー反応を起こすリスクがあり、感染や肉芽を形成するケースが確認されています。

目薬の使用回数は処方された薬によって異なります。症状を悪化させないためにも医師の指示に従って適切に使用してください。一部防腐剤を含んでいない目薬に関しては、使用期限が短い場合があるため、開封後は注意しながら使用しましょう。